孫がもっと笑顔になる読み聞かせ!おじいちゃんおばあちゃんが学ぶ、絵本選びと心を掴む読み方講座のコツ
お孫さんのキラキラ笑顔、もっともっと見たくありませんか?
おじいちゃん、おばあちゃん、こんにちは!いつもの私、〇〇です。今日はね、お孫さんと過ごす時間を、もっと特別で、もっと幸せな時間に変える、とっておきの魔法のお話をしに来たのよ。
突然ですが、お孫さんがニコニコ笑っている顔を見る瞬間って、本当に宝物みたいに感じますよね。私なんて、孫の笑顔を見ているだけで、日頃の疲れも、息子夫婦とのちょっとしたすれ違いも、どこかへ飛んでいってしまうような気がするんです。そんな私たちにとって、もっとお孫さんの心に響いて、思い出に残る時間をプレゼントできるとしたら、知りたくありませんか?
そう、それが「読み聞かせ」なんです。
ただ絵本を読むだけ、なんて思っていませんか?いいえ、いいえ!読み聞かせは、お孫さんの心を豊かに育み、おじいちゃんおばあちゃんとの絆をぎゅーっと深める、まさに「魔法の時間」なんですよ。お孫さんのキラキラした瞳が、物語の世界に吸い込まれていくのを見るのは、何ものにも代えがたい喜びです。
でもね、正直なところ、「どんな絵本を選んであげたらいいのかしら?」「どう読んだら、もっと喜んでくれるかな?」って、ちょっと迷ってしまうこともありますよね。大丈夫、私もそうでしたから。たくさんの絵本を読んであげたけれど、なかなかお孫さんの反応が薄いと、少しがっかりしたり、これで本当にいいのかしら、と不安になったりするものです。
そしてね、読み聞かせはただ楽しいだけじゃないんですよ。実は、将来の「習い事」にも繋がる、とっても大切な基礎を育む力があるんです。読み聞かせを通して培われる力は、学校での勉強はもちろん、音楽やスポーツ、色々な習い事に挑戦していく上での、土台作りにもなるのよ。
このウェブサイトを読んでくださっているおじいちゃん、おばあちゃんは、きっとお孫さんのことが大好きで、心のこもった時間を過ごしたいと願っていることでしょう。だからこそ、今日は私がこれまで経験してきたこと、そして学んできたことを、惜しみなくお伝えしたいと思うの。今日からすぐに実践できる、お孫さんの心を掴む読み聞かせの秘訣を、一緒に学んでいきましょうね。この先を読み進めていくうちに、きっとお孫さんのとびきりの笑顔が、もうすぐ目の前にあるように感じられるはずです。さあ、一緒に読み聞かせの魔法の世界へ、出発しましょう!
今日から実践!お孫さんの心を掴む読み聞かせの秘訣
お孫さんとの読み聞かせの時間は、まるで宝石を磨くような、繊細で奥深い喜びに満ちています。ただ単に文字を追うだけではなく、私たちの声や表情、そして選び抜いた絵本が、お孫さんの心に温かい光を灯してくれるの。ここでは、私が長年の経験と、様々な読み聞かせ講座で学んできた秘訣を、3つのポイントに分けてお伝えしていきますね。
第一の秘訣:絵本選びは「お孫さんの心」が羅針盤
読み聞かせの第一歩は、なんと言っても絵本選びです。本屋さんや図書館に行くと、数えきれないほどの絵本が並んでいて、どれを選んだら良いか迷ってしまいますよね。でも大丈夫、大切なのは「お孫さんの心」に耳を傾けることなの。
* 年齢に合わせた絵本選びで、成長に寄り添う
お孫さんの年齢によって、絵本の選び方は大きく変わってきます。それぞれの発達段階に合った絵本を選ぶことが、読み聞かせの成功の鍵なんですよ。
* 乳幼児期(0~2歳):
この時期は、五感を刺激する絵本がおすすめです。触って楽しめる仕掛け絵本や、音が出る絵本、色のコントラストがはっきりした絵本は、赤ちゃんの好奇心をくすぐります。絵本の素材も、口に入れても安心なボードブックや布絵本を選ぶと良いですね。短いフレーズや、繰り返しが多い絵本も、言葉のリズムを覚えさせるのにぴったり。「いないいないばあ」の絵本は、ページをめくるたびに、お孫さんの笑顔がはじける定番中の定番ですよね。私も孫が小さい頃、『だるまさんが』シリーズを何度も読んであげたわ。あの、ぽてっとした動きに合わせて体を揺らす姿が、今でも目に焼き付いてるの。
* 幼児期(3~5歳):
少し大きくなると、物語の面白さに目覚める時期ですね。この頃は、想像力を育む物語や、多様な感情表現が描かれた絵本を選んであげましょう。お友達との関係性や、社会性を自然と学べるような絵本も良いですね。『ぐりとぐら』のように、美味しそうな食べ物が出てきたり、『スイミー』のように、助け合うことの大切さを教えてくれたり。登場人物の気持ちを考えたり、お友達との関係性を学んだりするのに、絵本は最適なツールなの。私も孫が幼稚園に入った頃、『どうぞのいす』を読んであげたら、「これ、僕のお友達と一緒だね」って、共感している様子だったわ。絵本の世界を通して、社会のルールや感情の豊かさを自然と学んでくれるのは、本当に素晴らしいことですよね。
* 小学校低学年(6~8歳):
小学校に入ると、さらに興味の幅が広がります。この時期は、冒険物語や、図鑑のように知識を深める絵本もおすすめです。読み聞かせから、子ども自身が「自分で読んでみたい!」という気持ちが芽生えてくることもありますから、読書の楽しさを伝える最高の導入になるんですよ。『かいけつゾロリ』シリーズや、『ちいさなかがくのとも』のような絵本は、子どもたちの知的好奇心を刺激してくれますね。
* お孫さんの「好き」を見つけるヒント
何よりも大切なのは、お孫さんが心から「読みたい!」と思う絵本を選ぶことです。好きなキャラクター、乗り物、動物、色、そして宇宙や恐竜といった特定のテーマなど、お孫さんの興味・関心は、絵本選びの最高のヒントになります。もし可能なら、一緒に本屋さんや図書館に出かけて、お孫さん自身に選ばせてあげるのも良い方法ですよ。子どもが自分で選んだ絵本は、愛情もひとしおですから。お孫さんのちょっとした仕草や言葉、そして絵本を前にした時の表情をじっくり観察してみてくださいね。
* おじいちゃんおばあちゃん自身が「楽しい」と感じる絵本を
読み聞かせは、私たち祖父母にとっても楽しい時間であってほしいですよね。だから、読む側である私たちが「面白いな」「この絵本好きだな」と感じる絵本を選ぶことも大切なんです。私自身が心から楽しめる絵本であれば、自然と声にも表情にも、愛情がこもります。その気持ちは、必ずお孫さんにも伝わりますから。
* 図書館をフル活用!賢く絵本と出会う方法
新しい絵本を次々と買うのは、費用もかかりますし、保管場所も大変ですよね。そこで、私がおすすめしたいのが、図書館のフル活用です!図書館は、絵本との出会いの宝庫。数えきれないほどの絵本が揃っていますし、季節ごとに特集を組んでくれたりもします。
* 借りて試せるメリット:色々な絵本を気軽に試せるので、お孫さんの「好き」を見つけるのに最適です。もし気に入らなくても、返せばいいだけですから、気軽に挑戦できますね。
* 司書さんへの相談:図書館の司書さんは、絵本のプロフェッショナル!「〇歳の子におすすめの絵本はありますか?」「乗り物が好きなんですけど、何かありますか?」と尋ねてみてください。きっと、お孫さんにぴったりの素敵な絵本を教えてくれますよ。私もよく、「最近の流行りの絵本はどんなの?」って、尋ねてみたりするの。
* 読み聞かせ会への参加:多くの図書館では、定期的に読み聞かせ会を開催しています。プロの読み聞かせを聞くことで、声の出し方や間の取り方など、私たち自身の読み聞かせのヒントにもなります。お孫さんと一緒に参加して、他の子たちの反応を見るのも楽しいですよ。
絵本選びは、読み聞かせの「入り口」です。焦らず、お孫さんのペースに合わせて、心を込めて選んであげてくださいね。
第二の秘訣:心が通じ合う「声」と「表情」の魔法
さあ、お気に入りの絵本が見つかったら、いよいよ読み聞かせの時間です。絵本の文字をただ読むだけでは、もったいない!私たちの声と表情、そしてちょっとした工夫で、絵本の世界は無限に広がります。
* 声のトーンとリズムで、物語に命を吹き込む
読み聞かせは、まるで舞台役者になったような気持ちで楽しむのがコツです。登場人物の気持ちになって、声のトーンやリズムに変化をつけてみましょう。
* キャラクターになりきる:元気なキャラクターなら明るく、ちょっぴり怖がりなキャラクターならか細く。声色を変えるだけで、お孫さんは物語の世界にぐっと引き込まれます。おじいちゃんなら低い声、おばあちゃんなら優しい声、と、それぞれの声質を活かすのも良いですね。
* 大小、高低、速遅のメリハリ:ワクワクする場面では少し早口で、静かな場面ではゆっくりと、囁くように。大きな声で驚きを表現したり、小さな声で秘密を打ち明けたり。声にメリハリをつけることで、物語の情景が目に浮かぶようになります。私は、「あれれ?」とか「おおきな声で!」とか、絵本に合わせてちょっとした合いの手を入れるのも好きよ。
* 読み聞かせは「語り」であること:まるで昔話をするように、心に語りかけるように読んであげましょう。文字を追うだけではなく、絵本全体から伝わる空気や感情を、声に乗せて表現するのです。
* 豊かな表情とジェスチャーで、物語を体現する
声だけでなく、私たちの表情や体を使ったジェスチャーも、お孫さんにとっては大切な情報源です。
* 絵本の絵に合わせて表情を変える:嬉しい時にはニコニコ、悲しい時には眉間にシワ、驚いた時には目を見開いて。絵本の登場人物と同じような表情をすることで、お孫さんは感情移入しやすくなります。
* 登場人物の動きを真似る:「うさぎさんがぴょんぴょん跳ねたよ」と読んだら、指でぴょんぴょん跳ねる真似をする。お孫さんの注意を引きつけ、物語への没入感を高めます。指差しをして、絵の細部を指し示すのも効果的ですよ。「この鳥さん、何色かな?」なんて、問いかけながらね。
* お孫さんの反応を見る:読み聞かせは一方通行ではありません。お孫さんの表情をよく見て、興味を惹かれているサインを見逃さないようにしましょう。もし、他のことに気が散っているようなら、少し休憩したり、絵本を変えてみたりするのも良い選択です。
* 読み聞かせ中の「間」と「対話」が大切
私が読み聞かせをする上で、最も大切にしているのが「間」と「対話」です。これがあるかないかで、読み聞かせの質は大きく変わります。
* 絵を見せる時間:ページをめくったら、すぐに次の文章を読まずに、少し「間」を取りましょう。お孫さんが絵をじっくり見る時間を与えてあげるのです。「わぁ、きれいだね」「この子、何してるんだろうね?」と、絵について一緒に話す時間を設けるのも良いですね。
* お孫さんの質問に答える:読み聞かせ中に、お孫さんが「これなあに?」「どうして?」と質問してくることがあります。その質問に、丁寧に、そして愛情を込めて答えてあげましょう。物語の流れを中断することになっても、その対話こそが、お孫さんの知的好奇心を育み、私たちとの絆を深める貴重な時間となるのです。
* 感想を聞く、共感する:読み終わった後には、「このお話、面白かったね」「この子、大変だったね」と、感想を共有しましょう。お孫さんの感じたことに共感し、「そうだね、辛かったね」と寄り添ってあげることで、お孫さんは自分の気持ちを受け止めてもらえた、という安心感を得られます。
* 落ち着いた環境づくりも忘れずに
読み聞かせの時間は、お孫さんと二人きりの特別な時間です。テレビやスマートフォンは消して、気が散らないような落ち着いた環境を整えましょう。抱っこしたり、隣に座ったり、心地よい距離感で、温かい雰囲気を作ることも大切です。お気に入りの毛布にくるまって、お孫さんの膝をトントンしながら読んであげるのも、至福のひとときですよね。
これらの秘訣を実践することで、読み聞かせは、単なる絵本の時間から、お孫さんの心に深く刻まれる、温かい思い出へと変わっていくはずです。
第三の秘訣:読み聞かせが育む、未来への種
読み聞かせは、お孫さんの心を豊かにするだけでなく、将来の成長に欠かせない、様々な「能力の種」を育んでくれる大切な活動なんです。この「種」は、やがて学習能力や社会性、そして様々な「習い事」へと繋がっていくんですよ。
* 語彙力と表現力がグングン伸びる
絵本の中には、日常生活ではあまり触れないような言葉がたくさん出てきます。読み聞かせを通して、お孫さんは自然と新しい言葉と出会い、その意味や使い方を学びます。物語の登場人物の感情や情景を言葉で表現することで、豊かな語彙力と表現力が培われるのです。語彙力が豊かになれば、自分の考えや気持ちを伝える力も向上し、コミュニケーション能力も高まります。
* 想像力と共感力が花開く
絵本の世界は、お孫さんの想像力を無限に広げます。登場人物の気持ちを考えたり、物語の続きを想像したりする中で、共感する力が育まれます。これは、他者の感情を理解し、思いやる心に繋がる大切な能力です。物語を通して、良いことと悪いことの区別を学んだり、友情や助け合いの心を育んだりすることもできます。私のお孫さんも、絵本を読んだ後、「〇〇ちゃん、寂しかったんだね」って、登場人物の気持ちを代弁するようになって、本当に感動したのよ。
* 集中力と聞く力が養われる
物語にじっと耳を傾ける習慣は、集中力と聞く力を養います。これは、学校での授業や、塾での学習において、非常に大切な基礎能力です。読み聞かせは、お孫さんが座って話を聞く姿勢を自然と身につける良い機会となります。最初は集中できないこともあるかもしれませんが、焦らず、短い時間から始めて少しずつ伸ばしてあげましょう。
* 読み聞かせが「習い事」にも繋がる理由
「読み聞かせが習い事とどう関係があるの?」と思うかもしれませんね。でも、実は深く関係しているんです。読み聞かせは、あらゆる習い事の基礎となる力を育んでくれるんですよ。
* 読書習慣の基礎:読み聞かせは、子どもが「本は楽しいものだ」と感じる最初のきっかけになります。読み聞かせを通じて読書に親しんだ子は、将来、自ら本を読む習慣を身につけやすくなります。読書習慣は、学習能力向上に直結するだけでなく、生涯にわたる知的好奇心の源泉となるでしょう。
* 学習意欲、知的好奇心の芽生え:絵本には、動物、植物、宇宙、歴史など、様々なテーマが描かれています。読み聞かせを通して、お孫さんは多様な知識に触れ、知的好奇心を刺激されます。「もっと知りたい!」という探究心は、学習意欲の向上へと繋がります。
* 論理的思考力、問題解決能力の基盤:物語の展開を追う中で、原因と結果を考えたり、登場人物が問題をどう解決するのかを考えたりする機会が生まれます。これは、論理的思考力や問題解決能力の基盤となります。
* 習い事の基礎体力:例えば、ピアノや英語などの習い事では、先生の話を集中して「聞く力」が非常に重要になります。読み聞かせで培われた集中力や聞く力は、これらの習い事にスムーズに取り組むための「基礎体力」となるのです。スポーツでも、コーチの指示を理解し、集中して練習に取り組む力は不可欠ですよね。
* 自己肯定感の向上:おじいちゃんやおばあちゃんが、自分のために絵本を読んでくれる時間は、お孫さんにとって「自分は大切にされている」と感じる貴重な経験です。この愛情あふれる時間は、お孫さんの自己肯定感を高めます。自己肯定感が高い子は、新しいことにも意欲的に挑戦し、失敗を恐れずに努力できる強い心を育むことができるんですよ。
読み聞かせは、目に見える形ですぐに結果が出るものではないかもしれません。でも、お孫さんの心の中に、ゆっくりと、そして確実に、未来へと繋がる大切な種を蒔いているのです。
ちょっと一息!おばあちゃんの読み聞かせエピソード
ここまで、読み聞かせのコツや、その素晴らしい効果についてお話ししてきましたけれど、ここでちょっと一息。私自身の、読み聞かせにまつわるエピソードをいくつかお話しさせてくださいね。おじいちゃん、おばあちゃん、きっと共感してもらえるお話があるかもしれませんよ。
私には、息子の子である可愛い孫が二人いるの。上の子はもう小学生になったけれど、下の子はまだ幼稚園。二人とも、本当に可愛くて仕方ないわ。
最初はね、読み聞かせってなんだか難しそう、と思ってたんです。本屋さんで絵本を手に取っても、「これ、うちの子(孫)に合ってるかしら?」って、迷うばかりで。初めて孫に読んであげた絵本は、みんなが持ってるような有名な絵本だったんだけど、孫の反応はイマイチでね。ちょっとがっかりしたのを覚えているわ。
でもある時、上の孫が大好きだった消防車の絵本を、私が一生懸命、サイレンの音を口で真似しながら読んであげたら、もう目をキラキラさせて、興奮して聞いてくれたの!「ブーブー!キュウキュウ!」って、一緒になって声を出してくれて。あの時の笑顔は、今でも忘れられないわね。お孫さんの「好き」に寄り添うことの大切さを、身をもって教えてもらった出来事でした。
それからというもの、お孫さんが「これ読んで!」と持ってくる絵本は、どんなに同じ絵本を何回も持ってきても、根気強く読んであげるようにしたの。時には、一日で同じ絵本を10回以上読んだ日もあったわね。「もうセリフ覚えちゃったわよ!」なんて、冗談を言いながらね。でもね、お孫さんが同じ絵本を何度も持ってくるのは、それだけその絵本を気に入っている証拠なんですって。それに、繰り返して聞くことで、言葉のリズムやストーリーを深く理解していくそうよ。
ある日、下の孫がまだ小さな頃、『はらぺこあおむし』を読んであげていたら、あおむしが色々なものを食べるたびに、私の指を一生懸命触ってきてね。私が「ぱくっ!」って読むと、孫も「ぱくっ!」って真似して、小さな手で絵本をなでなでするの。その純粋な反応が、本当に可愛くて、読み聞かせって、ただ読んでいるだけじゃなくて、お孫さんと一緒に感じて、一緒に体験する時間なんだなって、改めて感じたのよ。
正直な話、息子夫婦、特に息子のお嫁ちゃんとの関係で、ちょっと悩むこともあったんです。距離感が難しいな、と感じることも。でもね、孫が絵本をきっかけに、私に懐いて、抱きついてくれると、なんだか心が温かくなるの。ある時、お嫁ちゃんが「お母さん(私)、〇〇がいつも絵本読んでもらうの楽しみにしてるんですよ」って言ってくれたことがあって。その一言で、私の読み聞かせが、お孫さんだけでなく、お嫁ちゃんにも良い印象を与えているのかな、と、なんだか救われる気持ちになったわ。孫が私の読み聞かせをきっかけに、本を大好きになってくれたら、それもまた、お嫁ちゃんへの、そして息子への、最高のプレゼントになるんじゃないかな、なんて思っているの。
読み聞かせって、完璧じゃなくたって良いのよ。声が震えちゃったり、途中で噛んじゃったり、そんなことがあっても、お孫さんは気にしないわ。大切なのは、おじいちゃんおばあちゃんの温かい声と、愛情のこもったまなざし。それが、お孫さんの心に一番響く魔法なんです。
おじいちゃんおばあちゃんのための読み聞かせ雑学コーナー
さて、読み聞かせがどれだけ素晴らしいものか、少しは伝わったかしら?ここからは、さらに読み聞かせが楽しくなるような、ちょっとした雑学をお伝えしますね。
*
読み聞かせは何歳まで?思春期でも効果あり!
「読み聞かせって、赤ちゃんや小さい子にするものじゃないの?」と思われがちですが、実はそんなことはないんですよ!もちろん、幼少期が最も大切ですが、小学校高学年や、中学生になっても、読み聞かせには素晴らしい効果があります。
思春期の子どもたちは、親や先生には話しにくい悩みや、心の中で抱えている感情がたくさんあります。そんな時、物語を通して、登場人物の気持ちに寄り添ったり、共感したりすることで、心のケアに繋がることがあります。また、難しい本や、普段自分では手に取らないジャンルの本に触れるきっかけにもなります。思春期の子への読み聞かせは、親が読むよりも、祖父母のような一歩引いた立場の人が読んであげる方が、素直に耳を傾けてくれることもあるそうですよ。声に出して聞かせることで、集中力が持続し、深い理解に繋がることもあります。だから、お孫さんが大きくなっても、「まだ読んでほしいな」と言ってくれたら、ぜひ読み続けてあげてくださいね。
*
絵本以外でもOK!「読む」対象は広がる
読み聞かせというと、どうしても「絵本」をイメージしてしまいますが、実は絵本以外のものでも、読み聞かせ効果は十分に期待できます。
* 紙芝居:紙芝居は、絵本の読み聞かせとはまた違う、独特の魅力があります。絵が大きく、劇的な演出がしやすいので、お孫さんの集中力を引きつけやすいでしょう。公園などでの紙芝居実演に参加するのも、読み方の参考になりますね。
* 図鑑:お孫さんの興味のある分野の図鑑を一緒に眺めながら、書いてあることを読み聞かせしてあげるのも良い方法です。「この恐竜は、〇〇って名前なんだって」「このお花は、夏に咲くんだね」といった具合に、知識の好奇心を刺激してあげましょう。
* 新聞記事や雑誌:少し大きくなったお孫さんには、子ども向けの新聞記事や、興味のある雑誌の記事を読んであげるのもおすすめです。社会の出来事や、新しい情報に触れるきっかけになり、知的な会話が広がることでしょう。もちろん、大人向けの新聞でも、お孫さんが興味を持ちそうなテーマ(動物の記事や、お菓子のレシピなど)をピックアップして読んであげるのも良いですね。
* 手作りの物語:もし創作が得意なら、お孫さんを主人公にしたオリジナルの物語を作って読んであげるのはいかがでしょうか?お孫さんのお気に入りのぬいぐるみや、ペットを登場させたり、お孫さんの名前を入れたり。世界で一つだけの物語は、お孫さんにとって最高の宝物になること間違いなしです。
*
パパやママも巻き込もう!みんなで楽しむ読み聞かせ
読み聞かせは、私たち祖父母だけのものではありません。ぜひ、お孫さんのパパやママも巻き込んで、家族みんなで読み聞かせの時間を楽しんでみてください。
パパやママも読み聞かせに参加することで、お孫さんはより多くの声に触れ、表現の幅を広げることができます。また、私たち祖父母の読み聞かせのコツを伝えたり、逆に若い世代の読み聞かせの方法から学ぶこともできます。家族みんなで絵本を囲む時間は、家族の絆を深める、素晴らしい機会となります。
もし、息子夫婦が忙しくて、なかなか読み聞かせの時間が取れないようでしたら、「私が絵本を選んでおくから、時間がある時に読んであげてね」と、そっと手助けしてあげるのも、私たち祖父母の優しさですよね。
読み聞かせは、孫への最高のプレゼント
おじいちゃん、おばあちゃん、今日の記事は楽しんでいただけたでしょうか?読み聞かせは、単なる日常の活動ではなく、お孫さんの成長にとって、そして私たち祖父母とお孫さんの関係性にとって、計り知れないほど大きな意味を持つ素晴らしい時間です。
読み聞かせを通して、お孫さんは言葉の豊かさ、想像の楽しさ、そして共感する心を育んでいきます。これらの力は、将来の学習や習い事、さらには社会に出ていく上での、かけがえのない宝物となるでしょう。そして何より、おじいちゃんおばあちゃんの温かい声と、愛情のこもった読み聞かせの思い出は、お孫さんの心の中に、ずっと残り続ける最高のプレゼントとなるはずです。
絵本選びに迷ったり、上手に読めるか心配になったりすることもあるかもしれません。でも、完璧を目指さなくて大丈夫。大切なのは、お孫さんと「一緒に楽しむ」こと。お孫さんの「これ読んで!」の声に、心を込めて応えてあげる、その気持ちが何よりも大切なのです。たとえ短時間でも、毎日少しずつでも、読み聞かせの時間を積み重ねていくことで、お孫さんの心はきっと、花が咲くように豊かに育っていくでしょう。
このサイトを読んでくださっているおじいちゃん、おばあちゃんは、お孫さんへの愛情が深いからこそ、ここまで読み進めてくださったのだと思います。その温かい気持ちこそが、最高の読み聞かせを紡ぎ出す源になるんですよ。
これからも、お孫さんとの特別な時間を大切に、読み聞かせの魔法を存分に楽しんでくださいね。私も、遠くから応援しています!何か困ったことがあったら、いつでもまたこのサイトを訪れてくださいね。私で良ければ、いつでもあなたの味方ですから。


コメント