孫の「あれ?この仕草、何?」新生児期に見られる不思議な原始反射は成長の証!祖父母が知っておきたい見守り方と接し方のコツ

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孫の「あれ?この仕草、何?」新生児期に見られる不思議な原始反射は成長の証!祖父母が知っておきたい見守り方と接し方のコツ

あら、うちの孫も!不思議な動きの秘密って?

お孫さん、突然ビクッとしたり、指をぎゅーっと握って離さなかったり、お口をパクパクさせたり…そんな不思議な仕草を見たこと、ありますか?

私もね、初めて孫を抱っこした時、その小さな体から出る予想外の動きに、正直、びっくりしたものです。
思わず「あれ?この仕草、何かしら?」って、心配になったり、もしかして、どこか具合でも悪いのかしら…って、心臓がキュッとなるような思いもしましたよ。
まだ生まれたばかりの赤ちゃんですもの、ちょっとしたことでも、ねぇ、不安になりますよねぇ。
特に私は心配性だから、小さな変化にも敏感になっちゃって。
息子はね、「大丈夫だよ、お母さん」って言うんだけど、やっぱり可愛い孫のこととなると、つい、ね。

お嫁さんはもっと大変でしょうに、私も何かお手伝いできることはないかしらって、いつも考えているんです。
でもね、あんまり出しゃばるのも悪いかしら…なんて、ちょっぴり弱気になったりしてね。
それでも、この子たちの成長を見守るのが、今の私の楽しみ。
定年退職してからというもの、毎日が孫中心になって、お花のお手入れや手芸をする時間も、孫のことを考えながら過ごしているんですよ。

でもね、実はその不思議な動き、赤ちゃんの体がしっかり成長している証拠なんですって。
生まれたばかりの赤ちゃんが持っている、とっても大切な「成長のサイン」なんです。
今回は、私たち祖父母が知っておくと、もっとお孫さんとの時間が楽しく、そして安心できる「原始反射」についてお話ししますね。
お孫さんの月齢がまだ小さい方も、これから生まれるのを楽しみにしている方も、きっと「なるほど!」って思っていただけるはずです。
一緒に、お孫さんの成長の不思議を覗いてみましょうね。

お孫ちゃんの「不思議な動き」は成長のサイン!新生児期の原始反射と、祖父母にできること

さて、先ほどお話ししたお孫さんの不思議な動きですが、あれは「原始反射」と呼ばれるものなんですって。
私もね、最初はその言葉を聞いた時、「原始?」って、ちょっぴり難しそうに感じたんですけれど、ご安心くださいね。
難しく考えることはありません。
これは、赤ちゃんが生まれながらに持っている、脳と神経の発達を示す自動的な反応のことなんです。
自分の意思とは関係なく、特定の刺激に対して体が自然と動く、そういう赤ちゃんの持つ特別な能力なんですね。

この原始反射は、赤ちゃんが生きるために必要な基本的な動きを助けたり、体の成長が順調に進んでいるかを確認するための大切なバロメーターになるんです。
時期が来れば自然に消えていくものなので、無理に止めたり、刺激しすぎたりする必要はありません。
私たち祖父母は、ただただ、その健やかな成長を優しく見守ってあげればいいんですよ。
私もね、目が悪くなってきたせいで、孫の小さな動きを見逃しちゃいそうで、時々焦るんですけれど、目を凝らしてよく見てあげています。
では、具体的にどんな原始反射があるのか、いくつかご紹介しましょうね。

大きな音に「ビクッ!」モロー反射

お孫さんが、突然の大きな音や、抱っこした時に体の位置が急に変わった拍子に、両腕を大きく広げて、何かを抱きしめるような仕草をすることはありませんか?
そう、「ビクッ!」って、びっくりしたみたいにね。
私も初めて見た時は、本当に心臓が止まるかと思いましたよ。「あらあら、どうしたのかしらこの子!」って、心配で心配で。
でも、これがモロー反射という原始反射なんです。
これは、赤ちゃんが安全な場所にいるかを確認するための、生まれたばかりの防御反応と言われています。
赤ちゃんがまだ自分で体を支えられない時期に、落下しそうになったり、大きな危険を感じた時に、本能的にしがみつこうとする動きの名残なんですって。

このモロー反射は、だいたい生後4ヶ月頃までに見られ、その後は自然に消えていきます。
もし、お孫さんがモロー反射を起こして泣き出してしまったら、優しく抱きしめてあげたり、安心する声かけをしてあげてくださいね。
「大丈夫だよ、ばあばがいるからね」「何も怖くないよ」って。
私もね、お孫ちゃんがビクッとしたら、すぐに優しくトントンして、そっと頭を撫でてあげるようにしています。
その時に、お嫁さんから「ありがとうございます」って言ってもらえると、ああ、少しは役に立てたかしらって、嬉しくなるんですよね。

おっぱいを探す仕草?探索反射(根源反射)

赤ちゃんのお口の周りをそっと撫でてみてください。
すると、撫でた方向に顔を向けて、お口をパクパクさせながら何かを探すような仕草をしませんか?
これは探索反射、あるいは根源反射と呼ばれるものです。
もう、この仕草を見ているだけで、赤ちゃんって本当に本能的に生きようとしているんだなって、胸がいっぱいになりますよ。
この反射は、おっぱいを探し当てて吸い付くための大切な動きなんです。
生まれてすぐ、赤ちゃんが自分で栄養を摂るために備わっている、まさに生命の力!

探索反射は、だいたい生後3~4ヶ月頃までに見られます。
私たち祖父母が、お孫さんのお口の周りをちょんと触ると、その一生懸命な仕草に、思わず笑みがこぼれてしまいますよね。
でもね、ここで注意してほしいのは、この反射は赤ちゃんがおっぱいを探すためのものですから、むやみに指などを口元に持っていかないようにすることです。
もし、お嫁さんが授乳の準備をしている時など、お孫さんが口をパクパクさせていたら、そっと見守ってあげてくださいね。
「あら、お腹が空いたのねぇ」って、話しかけてあげるだけでも、お嫁さんにとっては心強いはずです。
私もつい、可愛くて指を差し出しそうになるんだけど、そこは我慢、我慢。

指をぎゅーっと握る!吸啜反射と手掌把握反射

お孫さんの指や口元に触れると、さらに不思議な動きが見られることがあります。

まず、赤ちゃんが指や乳首など、口に触れたものを無意識に吸おうとする動き、これは吸啜反射(きゅうてつはんしゃ)です。
私の指を差し出すと、それはもうすごい力で吸い付いてきてくれるんですよ。
小さな体で、こんなに力強く吸い付くなんて、本当に感動ものです。
この反射も、赤ちゃんが栄養を摂るために不可欠な動きで、だいたい生後6ヶ月頃まで見られます。
もし、お孫さんがなかなかおっぱいを吸ってくれないと悩んでいるお嫁さんがいたら、そっと「ゆっくりでいいのよ」と声をかけてあげたり、おっぱい以外のものを吸わせてあげてしまわないよう、清潔な状態を保つお手伝いをしてあげてくださいね。

そして、お孫さんの手のひらに、そっと私たちの指を置いてみてください。
すると、赤ちゃんが小さな指でぎゅーっと力強く握り返してきませんか?
これが手掌把握反射(しゅしょうはあくはんしゃ)です。
もうね、この小さな手でこんなに強く握ってくれると、本当に愛おしくてたまらなくなりますよね。
この反射は、私たちにとって赤ちゃんとのスキンシップの貴重な時間にもなります。
赤ちゃんが安心感を覚える大切な触れ合いですから、ぜひ、優しく指を差し出してあげてくださいね。
ただし、無理に引っ張ったり、強く握りすぎたりしないように注意しましょう。
この反射は、だいたい生後4~6ヶ月頃までに見られ、その後は自分で意識的にものを掴めるようになっていきます。
私もね、お孫ちゃんの指がすっと離れていくたびに、「あら、また一つ成長したのね」って、ちょっぴり寂しくもあり、嬉しくもあります。

足の裏もぎゅーっと!足底把握反射

手のひらだけでなく、足の裏にも同じような反射があります。
お孫さんの足の裏をそっと刺激してみてください。
すると、足の指を曲げて何かを握ろうとするような仕草をしませんか?
これが足底把握反射(そくていはあくはんしゃ)です。
これもまた、ちっちゃな体が一生懸命何かを掴もうとしているようで、可愛らしくて仕方ありませんよ。
この反射は、だいたい生後9~10ヶ月頃までに見られると言われています。
歩行の前段階として、足で地面を掴む練習をしているとも言われていますから、将来歩き出すための大切な準備運動なのかもしれませんね。
お孫さんの靴下や服を選ぶときも、足の指を締め付けすぎないような、ゆったりとしたものを選んであげるといいですね。
優しく足の裏をマッサージしてあげるのも、親子のスキンシップにもなって、いいですよ。
私もね、肩こりや腰痛がひどい日は、自分で足つぼマッサージをするんですけれど、お孫ちゃんの足はぷにぷにで、本当に癒されます。

フェンシングの構え?非対称性緊張性頸反射(ATNR)

仰向けに寝かせたお孫さんの頭を、そっと片側に向けた時、頭を向けた側の手足が伸びて、反対側の手足が曲がるような姿勢をとることがあります。
まるでフェンシングの選手が構えているような姿勢に見えるので、そう呼ばれることもありますね。
これは非対称性緊張性頸反射(ひたいしょうせいきんちょうせいけいはんしゃ)、略してATNRと呼ばれる原始反射です。
これも初めて見ると、「あら、どうしたのこの体勢は?」って、ちょっぴりびっくりするかもしれません。
この反射は、赤ちゃんが寝返りを打つ準備をしたり、目と手の協調運動の発達を促すのに役立っていると考えられています。
だいたい生後4~6ヶ月頃までに見られる反射ですが、その後は自然に消えていきます。
無理に体勢を変えたりせず、温かく見守ってあげることが大切ですよ。

原始反射を見守る祖父母の心得

ここまでいくつか原始反射をご紹介しましたが、いかがでしたか?
お孫さんの動きに、当てはまるものはありましたか?
私もね、最初は不安で仕方がなかったのですが、こうして色々なことを知っていくと、「ああ、大丈夫なんだな」って、安心して見守れるようになりました。

大切なのは、「原始反射は、赤ちゃんの成長の証」だということを覚えておくことです。
この反射があるということは、お孫さんの脳や神経が順調に発達している証拠なんですね。
私たち祖父母が一番してはいけないのは、「無理に刺激したり、止めようとしないこと」です。
そして、原始反射は一時的なもので、成長とともに自然に消えていくものですから、心配しすぎないでくださいね。
もし、他の子と比べて反射が弱い、または逆に強すぎるように感じる、あるいは、いつまで経っても反射が消えないなど、気になることがあれば、一人で抱え込まずに、お嫁さんや息子さんに相談してみましょう。
私たち親世代とは子育ての知識もずいぶん変わってきていますから、専門家である小児科医や保健師さんに相談するのが一番安心です。
正直ね、お嫁さんとの関係って、なかなか難しいこともありますよね。
私も、何かと気を使ってしまって、聞きたいことでも、なかなか聞き出せない時があったりして。
でも、可愛い孫のためなら、えいっ!って勇気を出して、聞いてみようかしらって思うんです。

お孫さんとの時間は、本当にかけがえのない宝物です。
新生児期の赤ちゃんは、まだ目もあまり見えていないけれど、私たちの声や優しい抱っこ、そっと触れてあげる手の温もりは、きっと感じ取ってくれています。
私もね、お孫ちゃんのために何かしてあげたくて、最近はまた手芸を始めたんです。
お孫ちゃんが生まれたら着てくれるかしらって、小さなベストを編んだり、おくるみに刺繍をしたり…そういう時間が、今の私の癒しなんです。
お部屋に飾るお花も、お孫ちゃんが来た時に明るい気持ちになってもらえたらと思って、優しい色の花を選ぶようになりました。
この子たちの成長を見守れるって、本当に幸せなことですねぇ…。
もちろん、抱っこしたりする時には、長年の肩こりや腰痛がズキン!とくることもありますけれど、それも幸せな痛みかな、なんてね。

これからも、お孫ちゃんの成長を一緒に見守っていきましょうね

お孫ちゃんの「あれ?この仕草、何かしら?」という疑問が、少しは解消されたでしょうか?
新生児期に見られる不思議な動きの数々、それが「原始反射」であり、赤ちゃんが健やかに成長している何よりの証拠だということが、お分かりいただけたかと思います。
これらの反射は、赤ちゃんがこの世界で生きていくために必要な、まさに「生きる力」の源なんです。

そして、嬉しいことに、原始反射は成長とともに自然と姿を消し、赤ちゃんはより高度な動きを習得していきます。
私たち祖父母は、心配しすぎず、ただひたすらに、その小さな成長の一つ一つを温かい目で見守ってあげることが何より大切です。
無理に何かをさせようとするのではなく、安全な環境を整え、たっぷりの愛情を注いであげましょう。
それが、お孫さんの心を一番安心させることになるはずです。

私もね、これからも、この肩こり腰痛と戦いながら、お裁縫や手芸で孫のために何か作ってあげたいって思うのよ。
手作りの品って、きっと温かみが伝わるでしょう?
そして、お嫁さんとの関係にも気を配りながら、私にできることを少しずつ、お節介にならない程度にやっていきたいわね。

孫を持つ皆さんのところのお孫さんは、どんな可愛い仕草を見せてくれますか?
原始反射のこと、何か気づいたことはありますか?
ぜひ、皆さんの体験も教えてくださいね。
これからも、お孫ちゃんの健やかな成長の節目を、私たち祖父母が一緒に見守っていきましょうね。
きっと、たくさんの喜びと感動が待っていますよ。

また次の記事でね。

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